あとがきに、創作活動が実質10年しかなかった(40代で召されてしまった)のに膨大な作品を残した、とあった。日本で言えば明治のころの作家でルパンの作者ルブランと同じ頃なので時代ギャップを感じず、短編集なのでラク。田舎もの1、都会もの2、怪奇ファンタジーもの3の、三編にまとめられているとのこと。そのうちに読もう.
作者の出身でもある、ノルマンディーの田舎の風景、農民の暮らし方や、女の人の社会的立場から来る悲劇とか写実的で、かといって暗いばかりじゃなくて笑える話もアり、フランス式のユーモアが利いている。
印象に残った作品は、「紐」「悲恋」「ピエロ」、、
# by mgal2o4 | 2007-04-27 10:11 | 短編